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カール・フリッツは145代目のフリッツ王で王家の血を引く人間です。始祖の巨人を継承していたり、三重の壁を築いていたり、不戦の契りを交わしていたりと、作中でも重要なことをいろいろとやっているキャラクターであります。
今回、カール・フリッツについて作中で明らかになっている情報をまとめてみました。カール・フリッツの情報を振り返っていきたい方は、ぜひこちらのページをご参考ください。
カール・フリッツ
145代フリッツ王
カール・フリッツは145代目のフリッツ王で、王家の血を引く人間。カール・フリッツからレイス家と名乗るようにしているので、初代レイス王でもある。
パラディ島に三重の壁を築いた人物
進撃の巨人にはウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナの三重の壁が登場するが、この壁を築いたのがカール・フリッツである。カール・フリッツが始祖の巨人を継承する以前、長年エルディア国が世界を支配していた。その現状を嘆いたカール・フリッツは、戦槌の巨人を管理しているタイバー家と手を組み、巨人大戦を引き起こしてエルディア国を弱体化させることに成功する。そして、混乱の最中、カール・フリッツは一部のエルディア人を連れてパラディ島に移って三重の壁を築き、始祖の巨人の力で「壁内人類以外の人類は巨人によって滅ぼされた」と人々の記憶を改竄し、戦いとは無縁の壁内で暮らすことを選択したのであった。
不戦の契りを交わす
カール・フリッツは「長年エルディアに支配された人々が壁内人類を滅ぼしにきたらそれを受け入れる」という思想をもっており、この考えを後世にも残そうとしていた。それが不戦の契りである。始祖の巨人の力は王家の血を引く人間が継承しなければ力を発動することができないようになっているが、カール・フリッツは王家の人間が始祖の巨人を継承した時にこの不戦の契りが発動するようにしてしまった。そのため、王家の人間が始祖の巨人を継承するとカール・フリッツの思想に取り憑かれるようになっており、今まで一度として始祖の巨人を使って現状を変えようとする施策が取られることはなかった。
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