今回は進撃の巨人における地鳴らしについて解説していこうと思います。地鳴らしは簡単に言うと世界を壊滅させる力で、進撃の巨人において非常に重要な用語となっています。地鳴らしがどういうものだったか思い出したい方は、ぜひこちらのページをご参考ください。
地鳴らし
大量の超大型巨人で世界を壊滅させる力
地鳴らしは大量の超大型巨人を世界に放ち、それらの巨人で大陸を踏み潰し世界を壊滅させる力のことを指す。パラディ島の三重の壁は大量の超大型巨人を元に作られており、それらを操ることこそが地鳴らしである。巨人になることができてしまうエルディア人は全世界から根絶が望まれているが、この地鳴らしが抑止力となり、今まで世界から直接的な攻撃を受けることはなかった。
始祖の巨人の継承者が発動可能
地鳴らしを発動させることができるのは始祖の巨人の継承者。始祖の巨人の継承者は、すべてのユミルの民を操ることができるので、壁に潜む大量の超大型巨人も自由に操ることができる。
ただ、始祖の巨人の力は王家の血を引く人間でなければ力を発揮することができない。145代フリッツ王であるカール・フリッツが不戦の契りを交わし、王家の人間が始祖の巨人の力を継承した場合、カール・フリッツの思想が取り憑くようにしたため、今の今まで始祖の巨人の継承者がこの地鳴らしを発動させることは一度もなかった。
122話でエレンが地鳴らしを発動
不戦の契りのせいで今まで地鳴らしを発動されることはなかったが、不戦の契りには抜け穴があった。始祖の巨人の継承者と巨人化能力を有するor巨人となった王家の血を引く人間と接触することで、カール・フリッツの思想に捉われることなく始祖の巨人の力を発動することが可能であることが明らかになった。
始祖の巨人継承者のエレンと獣の巨人の力を有ながら王家の血を引くジークがついに接触を果たし、2人はすべての道が交わる座標に到達する。そこで始祖ユミルに想いをぶつけたエレンが座標を操る力を手にし、122話でついに大量の超大型巨人を操り、地鳴らしを発動させる展開となった。